カップ麺を水で戻す時間と水の量は?美味しく食べる方法を紹介!

カップ麺水で戻す時間と方法

カップ麺は割り箸さえあれば食器を洗う必要もないため、災害時には「便利・美味しい・簡単」とあって非常食として挙げられることが多いです。ですが、実際に”お湯”以外でカップ麺を食べる機会というのは早々ありません。

「水だけで本当に食べられるのか?」「ボソボソにならない?」「どれくらいで食べられる?」など気になる点を実際に試して検証して見ました!

目次

カップ麺を水で戻す時間を種類ごとに検証!

太麺・普通麺・焼きそば麺を検証

太麺・普通麺・焼きそば麺は「とりあえず非常食としてカップ麺買っておくか〜」と思う種類に該当すると思います。今回は人気であり定番かつ格安で入手できる上記の3種類で検証していきます。

お湯で戻す場合は太麺なら5分、普通麺や焼きそばは3分となっています。赤いきつねは”おあげ”があり、ペヤングにはカッピカピのキャベツが入っています。その辺りも食べられるか気になるところ。

通常通りにかやく・粉末を入れて水をかける

特にこれといって特別なことはやっておりません。お湯で食べるのと同様に入れるものを全て入れて水を注ぐだけ。水を注ぐ量はいつも通り内側の線に合わせて入れます。

水の量が少なければカピカピですし、水の量が多ければ味が薄くなりますよね。

お湯でないため、粉末系は溶けずに塊になりやすいようです。ダマにならないように水をかけるのがベストかもしれません。(麺が戻った際にかき混ぜて仕舞えば多分わからないですけどね。)

カップヌードルはバランスよく調味料が拡散されているので、水を入れてもお湯の時と何ら変わりがないように見受けられます。硬いままボリボリ食べられそうでもあるので、水で戻して食べる場合は完成度高そうな予感…!

ペヤングと言えば、このキャベツたち。麺も普通麺より堅そうなので水で戻るのか心配。

総じて見ると「水なんだから蓋する必要ないよね…。」という見解に。蓋をする理由は本来”蒸す”ためなんだし…と思うとそのまま放置でも問題なさそう。今回は「埃が入らないようにする」意味で蓋をします。

カップ麺を水で戻す実際の変化

カップヌードルは18分から食べられるように

カップヌードル(普通麺)は15分ほどから”硬め”の状態ではあるものの、ほぐれるようになってきます。18分〜20分になるとお湯で作った時と変わらぬ食感に。

油分が溶け切れていないのでスープはコッテリ感が否めませんが、麺とかやくはしっかり食べられるように戻っています。カップヌードル特有のたまごや謎肉の食感も良好!

ペヤング焼きそばは25分前後がベスト

ペヤング焼きそばは20分ほどだとまだ硬い部分が多い印象を受けます。25分経過で全体がほぐれて麺も柔らかい状態に。

一部はダマになっており、硬い部分も見られましたが食べる分には申し分なし。むしろ30分以上置いておくと柔らかくなりすぎて水っぽい食感になってしまうので25分ほどがやはりベスト。

湯切りならぬ水切りはしっかり行います!

パキパキのキャベツもしっかり元通り。一部硬めのキャベツがありますが、ソースに絡めるとそれはそれで美味しい。むしろ硬めのかやくが好きな人には刺さるかもしれません。

ソースをかけるともはやお湯で作ったものの、食べるタイミングを失って冷めてしまった焼きそば感が凄い。つまり、冷めていても美味いので非常食としては優秀!

太麺は30分〜35分がベスト

うどん系の太麺は時間によって異なる食感で味わうことができることが判明。20分台だと固くボソボソ感がするが、30分経過するとコシのある麺に変化する。

お湯で温めると、柔らかすぎてしまいビロビロな麺になるという印象があるが、水で戻して30分経過時の食感はお店で食べることがある「コシのある食感」に非常に近い。(お湯では体験できない!)

35分ほどになるとお湯で戻した柔らか麺の食感に変化する。好みによって待ち時間をコントロールするのも面白いだろう。

固かった”おあげ”も30分ほど立つと柔らかい”出汁の染みたおあげ”に変身する。美味い普通に。

カップ麺を水で戻す時間は通常の約6倍〜8倍

麺の太さ時間食感
普通約20分お湯の時と変わりない食感
冷やしラーメン食べている気分
蕎麦約20分お湯の時と変わりない食感
冷やし蕎麦を食べている気分
焼きそば約25分普通と硬めが混ざり合う印象
太麺・うどん約35分30分ほどで食べるとコシのある食感になる
常温水を使用して検証しています。

今回の3種のカップ麺を検証して分かったことは通常の待ち時間の約6倍〜8倍の時間を待てば食べられる状態になっているということ。3分だったら18分以上寝かせれば食べることができる。5分待つタイプなら30分は待った方が良いだろう。

非常時の食事としてはアルファ米を水で戻す時間よりも圧倒的に短い。(アルファ米の水で戻す時間は60分の商品が多い)また、カップ麺で一食・容器・ゴミ捨てが完結していることもあり実質完璧では!?

カップ麺を水で食べることで気づいた点

油分は固まりやすい

油は冷えると固まるのはご承知の通り。カップ麺は脂質の高い食べ物なため、スープが水に溶けるものの油分が固まりやすく胃もたれしやすい印象は否めません。(蓋で温める調味脂やスープ系は水で戻すのはかなり厳しいと思った方が良いでしょう。)

汁を飲み干すタイプの人はできれば避けた方が良いでしょう。日清カップヌードルのスープは全部飲み干しても20kcal程度しか誤差がないので、変に胃もたれするより飲まない選択をとった方が賢いかもしれません。

美味しさの再現性は焼きそばが随一

カップラーメンはどうしても温かいスープで食べる印象が強いため、美味しさ云々ではなく「食べられるなぁ!」くらいの感想になります。しかし、焼きそばは温かいスープで食べるわけでもないため、冷めていてもお湯で作った時とそこまで大きな乖離がなく比較的美味しく食べることができます。

以下の記事では非常時に美味しく食べられるカップ麺・カップ焼きそばなどを総じておすすめの商品を紹介しています。ぜひ参考にこちらもご覧ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

これは良い!ニーズあんなぁと思った事柄をどんどんピックアップしていきます。中にはその道のプロやオタクが執筆する記事もあるので他の記事も是非覗いていってください。

コメント

コメントする

目次