水の備蓄のアイデアと備蓄に最適なグッズを紹介!

水の備蓄はしていますか?

災害時に水道管が破損し復旧するには最速でも2日〜3日、長いと1週間ほどの時間がかかる場合があります。最近では2022年9月に起きた静岡県の台風による災害では救援要請が遅れた影響もあり水の普及に3日〜4日ほどの時間がかかっています。

その際に必要になったのが飲み水はもちろん、泥の掃除やお風呂、トイレ、食器洗い、洗濯といった生活のために使う生活用水です。普段から水の備蓄をしておかないと災害時に非常に困るため、あらゆる備蓄方法から水を備えておく必要があります。

本記事では備蓄水の必要量や備蓄する方法やコツについて紹介していきます。

目次

飲める備蓄水と飲まない備蓄水の必要な量について

飲むための備蓄水は1人あたり1日3L×3日分を

ライフラインの復旧や物資提供の期間までを考慮して、最低でも3日分の飲料水は確保しておきたい水の賞味期限は製造から2年ほどなので定期的に新しいものと入れ替える必要もあります。

1日3L × 3日 = 9L
9L = 2Lペット約5本分
家族3人なら3ケース分の飲料水を確保

水の中でも5年、10年も保つと言われる保存水が販売されています。正直、保存水は美味しくないのが感想です。また、5年〜10年というのは気が付いたら過ぎていたということもあり、管理意識が下がってしまう欠点があります。

通常の「サントリー天然水」や「アサヒおいしい水」、「いろはす」を購入した方が美味しく飲むことができ、さらに保存期間間近の入れ替え時期には無理なく消費できるのでおすすめ。

飲む以外で用意すべき水の量は200L以上

家庭で一人が1日に使う水の量は、平均214リットル(令和元年度)程度です。

東京都水道局

東京都水道局のデータによれば1日で1人が使う水の量は214Lにもなるそうです。一見凄まじい水量というのがわかりますね。

用途使い方使用量
洗面・手洗い1分間流しっぱなしの場合約 12リットル
歯みがき30秒間流しっぱなしの場合約 6リットル
食器洗い5分間流しっぱなしの場合約 60リットル
洗車流しっぱなしの場合約 90リットル
シャワー3分間流しっぱなしの場合約 36リットル
引用:東京都水道局の水の使用量目安

使用目安を見ると分かると思いますが、日常では割と水を流しっぱなしにしていることが多いため、使用量が多いということですね。災害時の時は水が使えない場合、「大事に使用する」という意識が生まれると思いますので200Lもいかないでしょう。

使用場面は限られる

災害時にライフラインが絶っている時に食器洗いをする人はいないでしょう。また、食器は洗わなくて済む紙皿や割り箸などを使うのが無難です。また、シャワーもライフラインが復旧するまで優先度としてはかなり下がることがでしょう。

そう考えた時に水を使用する場面は「手洗い」や「トイレを流す」くらいにしかならないため、3〜4人程度の家族で200L以上を確保しておくのが無難と言えます。

水の備蓄のアイデアと備蓄に最適なグッズ

浴槽に水を溜めておく

一般家庭の浴槽は約200Lが標準とされているケースがほとんど。浴槽の水は衛生上抜いておきたいところですが、防災の一環として溜めたまま蓋をしておくというのも一つの手です。

懸念点としては蓋や浴室にカビが発生しやすくなる…。

雨水(貯水)タンクを設置する

雨水タンクというと巨大で家に置けないとイメージする人もいるかもしれません。しかし、現在は縦長でスペースを取らない雨水タンクも幅広く展開されています。狭いスペースでも100L〜300Lほど確保できるので外に置く備蓄も検討に入れてみても良いかもしれません。

設置におすすめの場所

玄関脇・ベランダ

おすすめの雨水(貯水)タンク

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ウォータータンク(ポリタンク)に備蓄する

コックのついたポリタンクはウォータータンクという名前で販売されています。重ねておくことができるタイプもあり縦積みでストックすることもできます。雨水タンクより確保はできませんが、2ケース分用意できれば40Lほど確保することができます。トイレを流す程度であれば十分と言えます。

設置におすすめの場所

玄関・ベランダ・室内廊下・机の下・自宅倉庫など

おすすめのウォータータンク(ポリタンク)タンク

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