ゴルフでスコアをアップするためには練習が必須になります。とはいうもののスコアアップのためにはコースに出たり練習場に行ったりする必要がありますが毎週通うとかなりの金額が掛かってしまいます。
ゴルフはブルジョア階級のスポーツだと言われていた事もありますが最近では若者もプレイし始める程敷居が低くなってきています。本記事では財布や時間に限りがあり中々練習場やコースを回れないプレイヤーに向けて練習場器具の紹介をしています。また、レベル的にはアベレージで110~程度の方向けの内容になっています。
スイング上達

ゴルフを始めたら急にコースにデビューではなく打ちっ放し等に行ってアイアンやドライバーから振り出す方がほとんどでしょう。ゴルフのハウツー本を読んでも最初は9番アイアンやピッチングウエッジから握る事をおすすめしていました。
ゴルフ初心者がまず当たる課題としては「空振りしない」「ボールに当てる」という事を念頭に置いている方がほとんどではないでしょうか。ミート問題の最速の解決方法としてはスイングを固める事です。早速
スイングを固める為の練習器具を紹介します!
スイング矯正ベルト
USPGAツアーの会場で、2020年ソニーオープンを優勝したキャメロン・スミスが何やら大リーグ養成ギプスのようなものを装着しているのが発見され、その正体を探ってみたところ「グラビティフィット」という、姿勢矯正用の器具が改良されゴルフ用に変身した練習器具だと判明しました。
手打ち解消と飛距離アップがこれひとつで叶うと、トッププロたちのなかで流行っているそうです。ゴムで体と腕を巻き付けるような練習器具、グラビティフィットの最大の効果は、背中と腕に負担を与えることで手の力だけではクラブを上げられないため、手打ちを防ぎ、体で振れるようになることです。
インパクトの再現性の高さと飛距離アップが望めます。 ポイントはゴムを伸ばし切ったまま振るだけ。体幹を使ったスウィングが身に付きます。
ゴルフのミスとしては「スライス」「フック」が代表格ですが、あくまでも相関的に見るとスイング中に脇が開いたり手打ちが原因となっているケースがほとんどではないでしょうか。スイングを固める為にはスイング中の動きを矯正して、正しい動きを覚え込む事が有効な手段です。
音で分かるスイング練習器具
通常のクラブよりも短い設計になっている為、室内で素振りの練習が出来ます。特徴としてはインパクトゾーンとフォロースルー時にカチッと音がなるようになっています。手打ちだったりスイングアークが小さかったりすると、音がならなかったり、音が鳴る場所がずれる為正しいスイングを身につけることに有効な練習器具と言えます。
また、最近私が行っている練習はスローに上げてスローで降ろすというゆっくりスイングする練習です。クラブに近いグリップと重量感がある為、室内でスイング作りの練習をすることが出来ます。
アプローチ上達

始めたばかりのプレイヤーはなかなかセカンドショットやサードショットでグリーンオンする確率は低く、上級者に比べるとアプローチをコースで打つ回数は必然的に増えるでしょう。スイング中に緩んでしまい全く飛ばなかったり、トップしてグリーンを越えてしまった等の経験は誰でも通る道です。練習機会を増やすためにも練習器具をチェックしましょう。
藤田タッチマット
室内でアプローチ練習が出来るマットです。スイングで床を傷つけない保護効果はもちろんですが、スイング後の芝がどのように削れているかを確認することが出来ます。芝の削れ度合いでスイングの方向性やヘッドの入り方を知ることが出来ます。
ウレタンボール
ドライバーでフルショットしても30ヤード程しか飛ばない+ウレタン製の為、家具に当たっても家具の破損の心配がない為室内練習に打って付けの商品となっています。ドライバーでも30ヤードしか飛ばないとはいうものの室内でドライバーの様な長物をフルスイングすることは難しいので、室内での練習はウェッジを握ってアプローチ練習を行いましょう。
アプローチ練習ネット
先ほど紹介した2商品とネットを足したような商品になります。浮かせたアプローチ練習はもちろん、転がしながらのランニングアプローチの練習が出来る程マットが長いです。ネットの前面がスロープ上になっている為、転がったボールも入る設計になっています。アプローチ練習だけではなくパターの練習にも使えるので汎用性が高い練習器具となっています。
パター上達

個人的には初心者程パターに注力するべきだと思いますが、ゴルフを始めた直後からパターを握る人が少ないことが実状です。パターの練習が出来る練習場も限られている為、コースにでる直前に急にパターの練習する人を見た事はないでしょうか?私自身も急ごしらえで打ち始めてコースではカップを行ったり来たりした経験があります。
初心者はコースを回って打つ回数の半分近くはパターと言われています。つまりパターが上達する事で必然的にスコアアップに繋がります。
パターレール
パターを真っすぐ打つ練習が出来る練習器具です。パッティングは強さやグリーンの読みなど様々な能力が必要になりますが、真っ直ぐ打てることが大前提になっています。パターレールは少しでも開いてたり閉じて打ってしまうとボールがレールから脱線してしまいます。脱線しないパッティングを身につける事によってコースに出ても真っ直ぐなボールが身につきます。
パターミラー
パターレールは出玉の挙動でフォーム修正するのに対してパターミラーはヘッドの軌道にフォーカスした設計されている練習器具になります。ミラーで自分のスイング挙動や目線の運び方を確認ができます。
パターカップ
パターパットは先ほどの2商品と違いパッティングフォームの矯正をするような効果はありませんが、蓋を閉めて使用することでカップインすると自動的に返球される設計になっています。
初心者向けというよりはある程度フォームが固まった中級者以上に向けた商品になっています。
飛距離アップ

ゴルフを始めて飛距離が思うように伸ばすことできず、悩んでいるゴルファーをよく見かけます。ゴルフはクラブが長ければ長い程扱う難易度が上がっていくと言われています。すなわち飛距離がなければない程、長いクラブを選択しなければなりません。
逆に言えば飛距離が出せるようになることで一打事のクラブ難易度を下げることが出来て、スコアアップに直結すると言えます。飛距離アップに役立つ練習器具を紹介します。
スイング測定器
飛距離アップの指標として自身の飛距離を知ることが大切です。紹介しているユピテルの測定器は飛距離だけではなく、スイングスピードやミート率まで表示される為、自身の課題を洗い出すことが出来ます。
ふにゃふにゃスイングトレーナー
飛距離が出ない原因の一つとして、手打ちになっているという事があります。ふにゃふにゃスイングトレーナーは手打ちの様なスイングだと上手くスイングすることができなくなり、身体を使ったスイングを身につける事が出来ます。
パワースイングトレーナー
パワースイングトレーナーは飛距離を出すための出力を上げる為の練習器具になっています。スイング中に空気抵抗が働き負荷が掛かる設計になっています。抵抗を加えて筋力をつける目的ではなく抵抗を受けながらも楽に振る事を念頭に置いて練習してみましょう。
コース出るときにあると便利なもの
レーザー距離計
レーザー距離計はプロや上手い人が持っているイメージですが、アマチュアこそ必要だと私は考えます。ピンまでの残り距離だけではなく目の前のバンカーや池までの距離などのハザードまでの距離を測る事が出来る為、「この番手なら池は越える」「距離は合ってるけど、キャリーが足りない」など正しいマネジメントが出来るようになります。
スコアカウンター
あっても無くてもスコアに直接的な影響はありませんがコースに出た時にふと、「次何打目だっけ?」となったことはないでしょうか?しっかり記憶しておけばいい話ですが、「今の打数」「コースマネジメント」の両立は頭が疲れてしまいます。そんなことなら打数のカウントは器具に頼ってしまい、頭のリソースの節約をしましょう。
高反発ドライバー ※ルール非公認
公認のルール適応外のドライバーなので、エンジョイプレーで使う分には問題ないですが、試合では使用が出来ないという前提で紹介させていただきます。
ゴルフのドライバーは反発係数が0.830を超えてはならないとルールで定められています。高反発ドライバーはその反発係数を超えたドライバーを指します。ドライバーの悩みには左右に曲がるの他に飛距離が出ないというものがあります。スイングをいじったり肉体改造をしたりと方法はいくらでもありますが、高反発ドライバーを使うという選択肢も入れてみてはいかがでしょうか。
ノンスライスティー ※ルール非公認
前述したようにドライバーの悩みでは左右に曲がるというものがあり、特にスライスに悩む方は多いのではないでしょうか。ノンスライスティーはクラブとボールが直接当たらない為、スピンがかかりにくく曲がりを抑えてくれるという仕組みです。
以前のラウンドで1度試しましたが、確かに球は真っ直ぐ出ましたがボールと直接コンタクトしない為、飛距離があまり出ませんでした。同伴者にも使用してもらいましたが同じ結果でした。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は室内で練習できるゴルフグッズを紹介させて頂きました。これからゴルフを始める方も既に始められている方も今回紹介させて頂いた練習グッズを使ってスコアアップを目指してみてはいかがだったでしょうか。

