MacBookの代用充電器おすすめベスト8選|ワット数が足りないと充電できない
MacBookAirやMacBookProの充電器をなくしてしまったり、会社に忘れてしまったり、はたまた壊れてしまったり、充電トラブルを抱えることはありませんか?おそらくこの記事を見ている人の中にもMacBookを充電しないとまずいなという状況下にいる人もいるのでは?そして既にスマホにも使えるタイプC充電器を挿して充電されない状態に陥っているのでは???
結論から言うとよく使われるスマホ充電器では同じタイプC(USB-C)でもMacBookを充電することができません。さて、本記事ではMacBookを充電するのに適したワット数や充電器について解説していきますので参考にご覧ください!
MacBook Air/Pro向け USB-C充電器の選び方
USB PD対応のUSB-C充電器を選ぼう
ちょっと何言ってるか分からない。
と思う人もいるでしょう。USBPDはUSBPowerDeliveryと言って急速充電にまつわる規格を意味します。平たく言うと「急速充電=高出力」でないとMacの充電ができないと捉えてもらって問題ありません。つまり、スマホ充電器などで同じタイプCなのに充電できないというのは出力が弱いからということになります。
MacBook Air/Proの充電に必要なワット数を把握しよう
MacBookモデル | 付属USB充電器の出力 |
---|---|
MacBook Air (2018年以降) | 30W |
MacBook Pro 13 (2016 年以降) | 61W |
MacBook Pro 15 (2016年以降) | 87W |
MacBook Pro 14(2021年/8コアCPU) | 67W |
MacBook Pro 16 MacBook Pro 14(2021年/10コアCPU) | 96W |
MacBook Pro 16(2021年/M1 Pro/M1 Max) | 140W |
上記はMacBookを購入した際に付属してくる充電器のワット数になります。実際に同じスペックのものが必要なの?と思いきや別にそういうわけでもありません。
MacBookモデル | 必要なワット数 |
---|---|
MacBook Air/Pro | 20W以上 |
MacBook16 | 30W以上 |
MacBookは20Wあれば充電が可能となります。もちろん指しっぱなしにして作業を続けることも可能です。できることなら同等スペックかそれ以上を購入し、タイプCを挿している間にフル充電状態をキープし、持ち歩く際にバッテリー残量が半分しかないという状態を避けたいところ。
USB-C充電器の形状で選ぶ
MacBookの充電器はコンセントに挿し込むタイプだけではありません。モバイルバッテリータイプや他の充電コードもさせる据え置きタイプ、カーチャージャータイプなど様々あります。
MacBookを安全に充電できるメーカー
MacBookの充電は「とりあえず充電できるだろう」という視点で選ぶと非常に危険です。ドン○ホー○で売っているようなどこのメーカーかも分からないものや、Amazonで売られている謎の中国メーカーなどは使用したことで差し込み口が壊れてしまったり、バッテリーがイカれてしまうなんてこともあります。
熱対策、安全設計、USB規格のルールといった製品詳細に関してよく見る必要がありますが、実際のところ使ってみないと分からないというのはよくある話。使ってから壊れてしまっても困るので、やはり知名度や信頼性(口コミなど)のあるメーカーから選ぶのが無難でしょう。
MacBookのサブ充電器を購入する場合は口コミ件数や他商品で信頼性のある実績があるか、レビュー記事や本記事のようなサイトで紹介がされているかを確認すると良いです。
充電ケーブルは何でも良い?種類は?
60Wまでの充電器ならUSB-Cであればなんでも充電が可能です。うっかりケーブル(コード)だけ忘れてしまった場合は100均やコンビニで購入して代用することも可能です。
ただし、60Wを超えてくる充電器は5Aケーブルといったものが必要になります。高W数に順応できないと急速充電できなかったりしますのでレベルに合わせてケーブルを用意するという認識を持ちましょう。
MacBookの充電におすすめ代用充電器
ELECOM USB PD対応/30W
電子機器周りに多くの商品を販売しているELECOM。スマホ充電器やPCケースなど様々展開し、優良なガジェットが多いことで有名です。30W対応の充電アダプタはコンパクトで持ち運びにも便利なサイズ。プラグは折りたたみ式になっているのでストレスもかかりません。
3200円ほどで購入できるので充電器の中ではかなり安い部類です。ちなみに電気屋さんでは24Wタイプのものもあり、もう少し安めに買うことも。(その分充電パワーは落ちますが)
Anker Nano II 30W
充電周りの製品に定評のあるAnker。上記で紹介したELECOMの充電器と似たフォルムですが、Ankerの方が若干小さいです。持ち運びに最適なアイテムの一つ。ただ、こちらは小さい故にプラグが折りたたみ式でないのが残念なところ。
ELECOM PD対応AC充電器 45W
上記で紹介したELECOMの高出力版といったところ。PD差し込み口だけでなくUSBポートも付属しているのでスマホ充電も合わせて行えます。ちなみにUSBポートの出力は7WなのでUSB→TYPE-Cのケーブルを使ってもMacBookは充電することができません。
付属のケーブルはWindowsPC向けの充電用なのでMacBookを充電するには両端がTYPE-Cのケーブルが必要になります。
Anker PowerPort Atom III 45W
AnkerPowerPortAtomIIIは超小型の充電器でありながら45Wというハイパワー。タイプCの差し込み口対応のケーブルを使えばMacだけでなくスマホやiPadなども充電が可能です。
見た目はコンパクトでモバイルバッテリーのようですが、モバイルバッテリー機能はありません。コンセントに差し込まないと充電はできないので注意。筆者も最初はこれはモバイルバッテリーか?画期的では?と思って購入しましたが、違いました(笑)。
よくよく説明書を見るとモバイルバッテリーではありませんの記載がありましたけども!といっても持ち運びにめちゃくちゃ便利な充電器かつ、アマゾンなら2700円ほどで購入できるのでコスパには優れています。
Anker PowerPort Atom III 65W Slim
こちらも充電機器に定評のあるAnkerシリーズから。4台同時充電が可能となっているポートがついてるのでMacbook以外にもスマホ、iPadなどの充電も可能です。65Wですが、USB-Cポートは20Wと45Wの二つに分かれているので65Wの性能を発揮できるわけではありません。
最大45Wを発揮するには20Wのポートは使わない制約がつきます。つまり、スマホとMacbookの両方を充電する場合は急速充電できないことになるので注意。急速充電時はMacBook Airが2時間ほどでフル充電が可能になります。
Anker PowerPort Atom III 60W
USB-Aポートもついた最大45W出力ができる充電器。USB-AポートとUSB-Cポートの合わせて60Wなので要注意。出力は実質45Wなのでそれでも急速充電はしっかりできます。アダプタが大きいのでコンセントの形状によっては挿せない場合も。
単にMacBookを充電したい!のであればとりあえずこれを買っておけば問題なしといった商品です。
MOTTERU (モッテル) モバイルバッテリー 20000mAh 60W対応
日本製という安心感があるモバイルバッテリー。2万mAhという大容量でMacBookは最大2回分のフル充電が可能です。スマートフォンをはじめとする充電が可能なので防災や旅行用にもピッタリ。
UGREEN PD充電器 100W 4ポート
USB-Cの差し込み口が3つ、USB-Aが1つの卓上設置型の充電器。4台同時充電が可能になるのでデスク周りを綺麗にしたい場合はピッタリ。USB-Cを1ポートだけ使用すれば最大出力は100Wに。2台使用時は45W×2にといった具合に挿し込みのパターンで変わってくるのが特徴。
まとめ:MacBookの代用充電器選びに必要なことは?
いくつか商品を紹介してきました。MacBookの充電器選びのポイントについてもう一度おさらいしたいと思います。読み飛ばしてまとめだけ読んでいる人も参考にご覧ください。
- USB PD(急速充電対応)に対応したUSB-C充電器を選ぶ
- MacBookは20W以上の充電器が必要
- 60Wまではどんなケーブルでも一応OK
- 60Wを超える充電器は5Aケーブルが別途必要
以上の4点を押さえておけば問題はありません。スマホ充電器をいくつか持つようにMacBookの作業が多い人はいくつか持っておいても良いかもしれませんね。
正規品が一番ですが、かなり高額なので安心できるELECOMやAnkerといった信頼できるメーカーで安く済ませるのは全然あり。用途などに合ったUSB-C充電器を選びましょう!