入門必見!安いスマートウォッチおすすめ12種を機能別に徹底比較

スマートウォッチは体調管理やワークアウトの測定と管理をはじめ決済機能を備えたものまで普及されています。スマートウォッチはAppleWatchの登場で多くの人に認知されるようになりましたが、今では多くのスマートウォッチが存在し、値段も安いものから高価なものまであります。本記事では価格別に安いものから高いものまで、おすすめのスマートウォッチを紹介していきますので参考にご覧ください。

目次

スマートウォッチの機能は?何ができる?

機能は健康管理から決済機能まで様々

スマートウォッチは身に着ける情報端末として「ウェアラブル端末」とも言われることがあります。活動量(エネルギー)心拍数、体温管理、歩数計などの健康管理機能や電子決済機能、音声アシスト(通話など)といった様々な機能を腕時計に集約できるのがスマートウォッチの特徴です。

機能が多いほど価格は上がり、安物は機能が少ない

言わずもがな、価格の高い商品ほど使える機能の幅が広がるケースがほとんど。特に電子決済機能を備えたスマートウォッチを選ぶ場合は1万円以下で購入することが非常に難しいので予算は1万5000円以上を見るのが無難。

ランニングなどのスポーツシーンにおいて健康管理として使用したい場合は5000円以内でもそれなりの機能を持ったスマートウォッチを揃えることができます。

スマートウォッチでできる機能

健康管理

利用している端末によりますが、体温、心拍数、spO2、消費カロリー、呼吸数といった内容が基本的に計測することができます。スマホと連動させることで1日の推移をグラフで見ることもできます。安いスマートウォッチでも付いている機能です。

GPS機能

スマートウォッチにGPS機能が搭載しているとランニング走行距離をスマホを持たずに計測できるなどのメリットがあります。スポーツをする上でスマウォを持ちたい方はGPS機能搭載がおすすめです。1万円を切るような安いスマートウォッチにはついていないことが多いです。

通知機能

AppleWatchのキャリア契約しているスマートウォッチなら手元にスマホがなくても通知などを受け取ることができます。キャリア契約していないスマートウォッチはスマホとBluetooth接続している時に限りメッセージや通話通知を受け取ることができアクションを起こすことができます。

2万円以下の安いとされるスマートウォッチには搭載されていることが少ないです。

電子マネー決済

スマホを必要とせず電子マネー決済が可能なスマートウォッチもあります。モバイルSuica対応モデルであれば、スマートウォッチをかざすだけでコンビニ支払いや改札を通ることもできるので非接触で感染予防にも繋げられます。電子マネー決済機能は安くても2万円前後のスマートウォッチに搭載されている機能になります。

音楽再生

Wear OS専用アプリ「Spotify」を利用して音楽を再生する方法やスマートウォッチ内に音楽を保存して再生するといった方法となります。スマートウォッチ内に音楽を保存しておくことでスマホなしでも音楽を聴くことができます。

安いスマートウォッチでも音楽再生機能が付いている場合があるので音楽重視の人は音楽再生・スマートウォッチで絞り込み検索すると良いでしょう。

音声アシスタント

「〇〇さんに電話して」といった操作を音声で行うことができる機能です。AppleWatchならキャリア契約することでスマホが近くになくてもウォッチだけで通話ができてしまいます。Bluetooth対応のマイク付きイヤホンと組み合わせるのがおすすめです。1万円以下の安いスマートウォッチにはついていないことが多いです。

SOS・ガーディアン機能(セーフティ機能)

SOS機能は緊急時に電話を発信するといった機能を意味しますが、こちらの機能はスマホがそばにあって使える機能です。端末によっては事前にスマホアプリに登録した友達、家族の番号に電話をかけることができます。

ガーディアン機能(セーフティ機能)はスマートウォッチによって表現が異なりますが、「座りすぎ」に対してアラートをかける、「薬を飲む時間を知らせる」といった通知を設定することができます。こちらは1万円以下の安いスマートウォッチにも搭載されていることが多い機能です。

おすすめの安いスマートウォッチ【2000円〜1万円台】

1万円以下のスマートウォッチは総じて「安い」「安物」の部類に入ります。当たり外れが多く買ってみたけど起動が遅く電池の持ちも悪い、脈拍などもうまく測れないといったガラクタも多いです。以下でお勧めする商品以外はあまりおすすめできないので要注意です。

SLuB スマートウォッチ

メーカーSLuB
値段(相場)2,380円〜
機能歩数計
活動量計
カロリートラッカー
睡眠モニター
通知
時間表示
目覚まし時計
心拍計
酸素飽和度計
充電時間2時間

2000円台という破格なスマートウォッチ。歩数計や心拍計、酸素飽和度計といった健康管理のスタンダード機能をつけたような感じです。その他スマホに届いたメッセージや着信通知を知らせる機能もありますが、返信などのアクションは起こせません。

スマートウォッチの入門としてや、チプカシレベル腕時計から多機能時計に変えたいという方にはちょうど良いでしょう。

BAND4PINK ウェアラブル端末 Band 4

メーカーHUAWEI
値段(相場)4,800円〜
機能心拍数
心拍数ゾーン
歩数、距離、速度、カロリー
睡眠モニタリング
歩数計機能
5ATM 防水
スマート通知

(着信・メッセージ・メール・カレンダー・SNS・アプリ等)
スマートフォン探索
リモート撮影
アラーム設定
充電時間1時間半でフル充電
9日間

非常に細く、スマートウォッチというよりバンドウォッチという方が合っているかもしれません。健康管理をある程度測定でき、かつスマートフォンからの通知をお知らせするといった基本を搭載。5000円を切る安いスマートウォッチにしては機能性は十分と言えます。安くてベーシックな性能を求める人におすすめです。

Miスマートバンド6

メーカーXiaomi
値段(相場)5,440円〜
機能心拍センサー
消費カロリー
睡眠モニタリング
ストレスモニタリング
歩数計機能
5ATM 防水
音楽再生
スマホを探す
メッセージ アラート
着信通知
天気予報
充電時間2時間半でフル充電

Miスマートバンド6は、格安スマートウォッチの中でも多機能を搭載したスマートウォッチ。心拍センサー、ストレスチェックによるヘルスチェックはもちろん、音楽再生機能もあるのでワークアウトに適しています。メッセージ通知も受けることができますが、Miスマートバンド6からはアクションを起こすことができません。

GPS機能はついてない

ただ、GPS機能が搭載されていないので野外のランニングなどをする場合はスマホをとペアリングしないと正確な走行距離などを計測することができません。同メーカーでGPS搭載した安価なスマートウォッチはRedmi Watch 2 Liteがあります。

バッテリーは長持ち

バッテリーは機能使用で5日間、通常モードで14日間、節電モードで19日間とかなり体力があり充電頻度が少ないためかなり扱いやすいです。

HUAWEI Band 6

メーカーHUAWEI
値段(相場)7,390円〜
機能心拍センサー
消費カロリー
睡眠モニタリング
ストレスモニタリング
月経周期トラッキング
歩数計機能
血中酸素常時測定
5ATM 防水
音楽再生
メッセージ アラート
着信通知
遠隔写真撮影
充電時間5分の充電で2日使用可

ファーウェイはスマートウォッチを多く出しており、ランクは松竹梅のように分けられます。こちらは7000円台で比較的安価な部類に入りますが、ヘルスチェック利用としては十分な機能を持っています。音楽再生機能は低価格帯のスマウォにつかないことが多いですが、しっかり完備。バッテリーは14日間の連続使用が可能で、5分で2日分稼働が可能な急速充電機能もついています。

Xiaomi (シャオミ)Redmi Watch 2 Lite

メーカーXiaomi(シャオミ)
値段(相場)8,070円〜
機能心拍センサー
消費カロリー
睡眠モニタリング
ストレスモニタリング
歩数計機能
5ATM 防水
音楽コントロール
メッセージ アラート
着信通知
スマホを探す
GPS機能
フル充電時間2時間

Xiaomi(シャオミ)は中国メーカーで中国のアップルと呼ばれるほどで海外では多くの国に進出しています。Redmi Watch 2 Litemは1万円以下で購入できるスマートウォッチでは珍しいGPS機能を搭載。そのため、屋外のランニングもスマホを持たずに持たずにいくことが出来ます。

口コミでは初期不良を起こすレビューが見られますが、返品や補償対応をしてくれるので安心です。ヘルスチェックという観点ではコスパの良いスマートウォッチです。

おすすめのスマートウォッチ【1万円〜2万円台】

1万円台のスマートウォッチになるとGPS機能などが備わってくるため、ランニングやサイクリングの計測がより正確になっていきます。また、2万円台に入ってくると一部電子マネー決済機能が付いてくるのでそれらの機能が欲しい人は予算の目安として捉えておくと良いでしょう。

ファーウェイ WATCH FIT

メーカーHuawei
値段(相場)14,800円〜
機能心拍計
GPS
5気圧防水(防水:5ATM)
メッセージ通知
血中酸素濃度測定
心拍センサー
消費カロリー
睡眠
移動距離
歩数計機能
充電時間約5分で1日稼働、
30分で70%充電

充電の持ち・回復が良い

ファーウェイWATCH FITは96種ものワークアウトモードがあり、本格的にスポーツをしている人にもおすすめできるスマートウォッチです。また、カジュアル面も強く普段使いとしても有用。

バッテリーは最大10日持ち、5分の充電で1日稼働できるという優れもの。30分の充電なら70%までの充電も可能。充電しているから今日のお出かけでは付けられないというのはほぼないため、自身のコンディション管理を絶え間なく行えるメリットを持ちます。

メッセージ通知機能はついていますが、ファーウェイWATCH FITからメッセージを返すといったアクションは起こせません。

Fitbit Charge 5

メーカーFitbit
値段(相場)20,664
機能FitbitPay(Suica対応)
心拍センサー
呼吸数計測
消費カロリー
睡眠モニタリング
移動距離
歩数計機能
メッセージ通知機能
20種のエクササイズモード
フル充電時間1〜2時間

ヘルス管理ができるトラッカーとして利用できるスマートウォッチ。FitbitPayという決済サービス機能が備わっており、スマホに専用のアプリを入れウォレット追加をしておけばスマートフォンなしでSuicaの利用が可能になります。(FitbitPayの利用できる場所はVISAタッチが利用できる店舗になります。)

ガーミン Lily Sport

メーカーGARMIN ガーミン
値段(相場)22,664
機能アラーム
カレンダー
電話
Eメール
GPS
高度計
睡眠測定
心拍計
時間表示
充電時間1時間

こちらも女性らしいデザインのスマートウォッチ。スマートウォッチモードでも約5日間バッテリーが持続するため充電手間もかかりません。充電時間も1時間と早いのでまたすぐに使うことができます。このスマートウォッチはAndroid端末のスマホとの連携であればメール返信を時計側で行うことも可能。他にも便利な機能が備わっていますが、Suica機能はついていないので決済はできません。

vivomove 3S Light Sand

メーカーGARMIN ガーミン
値段(相場)27,700〜
機能Suica機能
アラーム
カレンダー
スマートフォン探索
電話
ミュージック
Eメール
GPS
高度計
睡眠測定
心拍計
時間表示
充電時間1時間

Suicaにも対応したスマートウォッチに見えないおしゃれな時計です。単純なアナログ時計としても使えるので女性がビジネスシーンでつけていても違和感がありません。消費電力が少ないので時計として使う分には7日程度充電なしで稼働できます。Smartモードは最大4日間の連続使用が可能、GARMIN CONNECと合わせて使用したいところ。

おすすめのスマートウォッチ【3万円〜4万円台】

ここからは安いスマートウォッチではなく本格的なスマートウォッチと言える領域。電子決済機能が付いている製品も増えてくるので電子決済を腕時計で済ませたい方はこの価格帯の予算を組むのが良いでしょう。

スマートウォッチ wena 3 leather Brown

メーカーSony
値段(相場)34,990円〜
機能Bluetooth
加速度センサー

静電タッチセンサー
マイク、照度センサー、心拍センサー
交通系ICカード
Suica
電子マネー(おサイフリンク(R))
楽天Edy/iD

ANAスキップサービス
d point/ヨドバシゴールドポイント
QUICPay
充電時間1時間半

各種電子マネーが使える

wenaアプリからSuicaを発行することで使用することが可能になります。また、楽天Edy、iD、QUICPayといったメジャー電子マネーも使うことができます。電子マネーを網羅できるスマートウォッチの中では3万3000円とかなり安い価格設定です。

Alexa搭載

AmazonのAlexaが搭載されており腕時計に呼びかけることでAlexaの機能を使うことができます。帰宅の際に家電の電源をつけることも腕時計でできてしまいます。

Fitbit Sense

メーカーFitbit
値段(相場)34,990円〜
機能FitbitPay(Suica対応)
音声アシストGoogle・Amazon
メッセージ・電話通知
Bluetooth通話
メッセージ返信
クイック返信
GPS機能
月経周期トラッキング
心拍センサー
消費カロリー
睡眠トラッキング
ストレスチェッカー
健康管理チェック全般
ワークアウト機能
音楽再生
充電時間12分で1日

Suica利用ができる

FitbitPayを利用することでスマホを持ち歩かずにSuicaの利用が可能になります。(FitbitPayはVISAタッチが利用できるお店で利用が可能です)電子決済機能を手首に持ち歩きたい方はアップルウォッチと比べて比較的安価なこちらを選ぶのもあり。

アクセサリが充実

Fitbit Senseはレザータイプやスポーツベルト、ループベルトといった3種のベルトから選ぶことが出来ます。自身の服装や着シーンに合わせてバンドを変えることで雰囲気を大きく変えることが出来ます。

音声アシスト・通話・メッセージ返信が可能

音声アシスタント機能がついているので話しかけて天気のチェックやリマインダーの設定、スマートホーム機能の操作が可能です。また、手持ちのスマホがAndroid端末であれば電話やテキストメッセージの返信も可能になります。

Apple Watch Series 7(GPSモデル)

メーカーApple
値段(相場)48,800円〜
機能Suica対応
Apple Pay
泳げる耐水性能
血中酵素ウェルネスアプリ
心電図アプリ
心拍計
緊急SOS
GPS機能
海外における緊急通報
転倒検出
コンパス
高度計
電話をかける
メッセージを送る
音楽ストリーミング
充電時間2.5時間

電子決済が豊富に利用できる

なんでもできると連想しがちなのがAppleWatchでしょう。ApplePayと連動するため、Suicaの定期券利用、PASMO、QUICPayなど多くの電子マネーに対応することができます。

GPSモデルとCellularモデルの違い

Cellular(セルラー)モデルは、スマートウォッチ単体で通信ができるタイプになります。キャリア通信契約が必要になりますが、電話やメッセージ、音楽ストリーミングの利用などをスマホを持たずに利用することができます。一方のGPSモデルはスマートフォンと通信(テザリング)することで機能をフル活用できるタイプになります。

スマートフォンを持たずに出かけたい、でもスマホ機能を身につけたいという方はセルラーモデル。スマホはいつも側に持っている方はGPSモデルを買うことをおすすめします。

おすすめのスマートウォッチまとめ

健康意識の高い人向けかも

スマートウォッチのほとんどが自身の体調管理やワークアウトの管理を目的としています。スマホを持たずに決済機能を使いたい、メッセージ返信を手軽にしたいという目的の場合はアップルウォッチなどのスマートウォッチがマッチするでしょう。そうなるとスマートウォッチの予算としては3万円以上が必要になってきます。

安価で自己管理をしたいという方は5000円程度から揃えることができるので用途に合わせて購入することをおすすめします。健康管理や運動管理目的はない場合はあえてスマートウォッチを選ぶ必要はないかもしれませんね。

Wishでの購入はおすすめしない

あらゆる家電などコピー商品を激安で販売するWishですが、ここでも高機能と謳われるスマートウォッチが1000円などで販売されています。実際は10年前に出たようなAndroid端末を埋め込んだような機能となっており、まともに使える物ではありません。購入から到着まで時間が掛かる上、電池の持ちも悪くおもちゃ同然。返品しようも海外とのやり取りの面倒、安い価格から諦めてしまう方が多いです。騙されて買わないように注意しましょう。

電子決済機能目的ならAppleWatchが一番

電子決済機能が付いているスマートウォッチは一握りですが、その中でもAppleWatchは頭一つ抜けており、SuicaやPayPay等の支払い方法を選ぶことが出来ます。ただ、AppleWatchを扱えるのはiPhoneユーザーのみとandroidユーザーには手が出せない事が難儀です。

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